着物を着ているときの立ち振る舞いには気を付けよう
2017.02.02

subimg04着物を着た時の立ち振る舞いには注意点があります。背筋を伸ばし、姿勢を良くします。そして、腕が見えないようにすることです。手を上げる仕草はなるべく避けます。大きく手を振ったり、ピースサインをする、万歳をするなどは、ふさわしい仕草ではありません。タクシーを停める、つり革につかまるなど、やむを得ない時は反対の手で袖口を押さえるようにします。もうひとつは裾が乱れないようにすることです。歩く時はなるべく荷物を左手で持ち、右手を上前に添えて、小股で歩くようにします。かと言ってよちよち歩きはおかしいです。階段を登る時は右手で軽くたてづまを持ち上げます。階段に対して体を少し斜めにすると登りやすくなります。立ち振る舞いに注意することで、美しく見えますし、裾が乱れたり、しわになることを防ぐことが出来ます。

イスに座る時は浅く座って背もたれに寄りかからないようにします。寄りかかってしまうと帯の結びが潰れてしまうからです。振袖の場合は袖をたたんで膝の上に乗せるようにします。裾がひらかないように膝を閉じて座ります。タクシーに乗る時には、おしりから座ります。体を回転させて足を揃えて車内に入れます。袖は畳んで膝の上に置きます。降りる時は逆の順にします。セットのバックはとても小さいです。あまり物が入らないので、無理にセットのバックを使わなくても良いですが、着物を着て大荷物はおかしいですので、荷物を最小限にします。アクセサリーはつけません。普段ピアスをしている人も付けないか、ごく小さなものにします。髪飾りも大きすぎないように注意します。卒業式で袴を履く場合のみ、草履でなくブーツでも良いでしょう。

飲食をする場合は着物を汚さないように、ハンカチを膝の上に敷きます。ハンカチが大きい場合は半分に折って、わが手前に来るようにします。胸元にハンカチを入れるのは避けます。お茶を飲む時は右手でお茶碗を取り、左手にのせて、右手を添えて飲みます。食事をする場合はグラスを取る度に袖口に手を添えます。遠くにあるものは無理して取らずに、隣の人に取ってもらうようにします。振袖の場合は袖を引きずらないように畳んで膝の上に置きます。洋服を着ている時よりも、ゆっくり動くようにすると美しく見えます。立ったり座ったりもゆっくり行います。座っている時に草履を脱いだり、歩く時に草履を引きずったり、音を立てたりしないように注意します。写真を撮る時は肘を軽く曲げて、手を前で重ねると腕が見えません。体の左側が見えるように少し斜めに立つと柄が良く見えます。

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